FC2ブログ
スポンサーサイト

--.--.--(--)

『スポンサー広告』 Comment-Trackback-
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

pagetop ↑

脱稿&6月に読んだ本 記録

2015.06.30(Tue)

『読書』 Comment(0)Trackback-

しばらくこちらのブログはご無沙汰してしまいました。

春から眉を寄せながら集中してがんばっていた原稿、
先々週にやっと編集者さんに渡すことができました。
まだまだこれから幾坂もあると思うのですが、じぶんのなかではひとまず脱稿。
ほっとしてます。

そのあとは今月末までのこぎん製作が入っていて、
なんとなくせわせわとしていましたが、それもなんとか無事終了。

梅雨の真っただ中ですが、気分よく7月を迎えられそうです。


さて。そんなわけで今月は読んだ本も軽いものばかりでしたが、恒例なので記録を。

まずは石井桃子さんの本で知ったいぬいとみこさんの『木かげの家の小人たち』

 こかげ

佐藤さとるさんのコロボックルシリーズや『床下の家の小人たち』(アリエッティの原作本)、
ついこの前にも朽木祥さんの『引き出しの中の家』など、
小人ものはこれまでもいくつも読んできましたが、
これは戦争がからむところが時代を感じられました。

家に棲みつくイギリスから来た小人一家に、毎日ミルクを一杯届けるのを日課にしていた小さな少女が、
戦争の食糧不足や疎開先でのいろいろで届けられなくなってしまいます。
こびとたちはそのミルクがなければ命とりになってしまいますから
少女も必死です。

そんななか、小人が異国の出身者であることで嫌悪感を感じるものが出てきたり、
平和を声高にしたことで国に捕らえられてしまうものが出てきたり・・。
少し前のニッポンが、いかに理不尽な国家であったかということを肌で感じることのできた本でした。
戦争がいかに人々の生活をダメにしたか、するのか、
静かにだけど、こころにストンと落ちてきます。戦争はしてはいけないなって。

最後にニッポンの小人、アマノジャキが出てきて、
それがとっても愛らしかった。
日本のそういう風土とか文化っていいなって、思えたのもよかったです。
続きもあるようなのでそのうち読んでみたいです。

そのあとは長女の勧めで『帰命寺横丁の夏』を読みました。
長女が読んだ本として、この間も紹介しましたが→

  kaeru.png

すっごくおもしろかったです。
内容の濃い、大人でもじゅうぶんに楽しい(楽しすぎる!)濃厚で素敵な本でした。

本の中に、ページの紙色の違う、主人公の子が読む本、というのが出てくるのですが、
そこの世界感がまたよかったです。
それが本編としっかりリンクして、最後には作者の言いたいことがしっかり浮き出てくる感じ。
こういうのを高学年くらいにしっかり読めるようになったらいいなあっておもいます。
ぜったい、ものごとの見方が深まるとおもう。
(うちの子は背伸びしてこの本を手に取ってしまったんだと思う。
実際紙色の違うところはこわいこわいと言って、少し飛ばし読みした様子^^;
その年齢にふさわしいころになったとき、読んでほしかったなあ。)

ひょんなことで死んだ女の子が生き返り、
なにくわぬ顔をしてまた人生をやり直す。

そんなのずるい、よくない、とおもう人たちと、
迷うけど、葛藤もあるけど、でも「生きる」、「生きて行く」、「行きたい」、と思う人。
それぞれあって、答えはないけど、
もし今の世の中にもそうやって生きている人たちがいるのなら、
わたしもぼさぼさしてないで、「もっと生きよう」「生活しよう」と思えました。
前向きで、すごくいい本。

そして最後に、長野まゆみさんの『チマチマ記』を読みました。
何で知ったんだったか・・・
長野まゆみさんだし、おいしいものがたくさんでてくるし、
ネコがとある一家の生活を観察している本だということで、おもしろそう!と手にとってみたんだけど。

  timatima.jpg

読んでみたらBL(ボーイズ・ラブ)のお話だった^^;
か、鏡クンと桜川クン(笑)

おいしいものもたくさんでてくるけど、
どれもまねできそうにないレシピだし、
登場人物の名前も関係も複雑すぎる。
どれがネコの名前でどれが人間で幽霊で(笑)かいぬしなのかその娘なのか居候なのか・・。
性別も途中よくわからなくなってきて、
読むのにえらい時間がかかってしまいました。
つかれた~~。
でも、なんとなくかくかくとした感じ(感覚^^;)、長野まゆみさん、、なのかなあ。
長野まゆみさんの『学校友だち』とか『少年アリス』とか、
理科っぽい感じ、大すきだったんだけど。

まあ、そんなこともあります。


さて今回は、長女の読んだ本ではなく、
6歳になる次女パァチクに、わたしが最近読み聞かせした絵本を紹介します。
読んでもらうのが大すきみたいで、
「これ読んで」ともってきます。
わたしも、読んであげるのは、極力おことわりしないようにしてます。
(それでも「今忙しいからあとでね!わかるでしょ!」とナントお説教つきでそっけなく断ってしまうことも多々!!あります^^;)

●『ツバメのたび』
 マレーシアから日本に来るまでのツバメの旅が、鳥瞰図で描かれていて、気持ちがいいです。
 ツバメはなにに会いたくて、そんな遠くから飛んでくるのかな。
 最後のページにその答えがあって、ちょっと感動。
 幼稚園の屋根にツバメが巣をつくったんだよ、って最近よく話しているし、
 一緒に歩いていてもツバメの低空飛行に出くわす季節なので、今読むのにぴったりだとおもいます。
 マレーシアから日本に来たとき、絵なのに空気感もガラッと変わったような、
 その絵の魅力にもわたしはやられてます。

  tubame.jpg


●『ことりのゆうびんやさん』
 街中にいることりといえば、カラス、ムクドリ、スズメ、といろいろいるけれど、セキレイもよくみかけます。
こんな白黒の鳥、見たことないって思う方もいらっしゃるでしょうが、
都内でもめずらしくないその辺の鳥、セキレイ、のお話です。
これは図書館の読み聞かせで知った絵本。
はたこうしろうさんのべたったとした絵は前からファン。
お話もかわいくて、ときどき借りてきてわが家でも読んでいます。

  kotori.jpg

●『がたごとがたごと』
なつかしいなあ。この本は、ブログでお知り合いになったかめたろうさんに教えていただいた絵本です。
長女にはよく読んでいたのに、次女には見せてもいなかったので^^;借りてきて久しぶりに読みました。

文字はとってもすくないけれど、
一度本を開いたら、なかなか閉じられない、時間のかかる絵本です。(大人は要注意!笑)
駅のホームで乗り込んだお客様が、山を越え、川を越えして異郷!につくと、あれぇ?なのです^∇^
お子さんと楽しんでくださいね。

   gatagoto.jpg


ほかにもいろいろ読んでいますが、
最近は寝しなにこれ読んで~ともってきます。
時計の針を読めるようになる本?


●『とけいのほん①』

 tokei1.jpg

①は、キリのいい○時、とか、○時半、というのを勉強できます。
絵もかわいいし、リズムもいい。
余計なストーリーはなく、たんたんと学習できるけれど、ちょこちょことでてくるちいさな通せんぼ隊たちはかわいいです。
これで、○時半、まではだいたいするっと理解できると思います。
で、続きの②があるのですが・・・

●『とけいのほん②』

 tokei2.jpg

こっちはちょっとむずかしい。
これは○時○分、までを読めるようになるための一冊です。
5の倍数を理解できるようになるといいんだけど、
この本によると、12から59分までを12からいちいち数えて行くやりかたをとっているので、
とちゅうで目がしょぼしょぼになる^^;
もうすぐ6歳になる次女ですが、よくわかっていない様子です。
でもこっちは夜のおばけが出てくるので何となく感覚で楽しいのかな?読みたい、と持ってきます。
まあ、時計でもなんでも、わからないうちは「だいたい」で、「ざくっと」わかっていればよいのです(笑)

なんとなく読書のペースが落ちていたのですが、
またまた楽しい本に出くわし、またいつものように読書を楽しんでいるわたしです。
また来月末、ご紹介します♪

komado**






スポンサーサイト

pagetop ↑

裏のおじさん

2015.06.18(Thu)

『出会った人たち・私のまわりの人たちのこと』 Comment(0)Trackback-
ここへ家を建てて引っ越してきた7年前、
ご近所さんに「これからよろしくお願いします」と挨拶をしてまわったときに、
「お宅の裏のおじさんには気をつけて」、と、
声をひそめて箴言してくださった近所のおばさまがいました。
なんでも自治会のお金をとりに行っても居留守を使われるとか、
自治会に非協力的で困るんだとか・・。
そうなのか、と最初は鵜呑みにし、
当初、裏のおじさんをついこわがってしまっていた私でしたが、
実は、
今となってはいちばんお世話になっているご近所さんかもしれません。

今までにも何度かブログに書いているのでご存じの方もいらっしゃるかと思うのですが、
裏のおじさんは独り暮らしで、近所の借り農園で畑をやっており、
その季節の初物がとれたときなど、わが家(と、たぶんお隣さんにも・・)に、
育てた野菜を差し入れてくださるのです。

今朝は洗濯物を干していたら、
だまってピッカピカのお野菜を縁側に置いて行ってくれました。

  ナスなど

うちの子二人は、このおじさんのナスを食べて以来、
ナスが大すきになりました。
スーパーのものとは比べ物にならないくらい、ジューシーでおいしいナスなのです。
米ナスもすっごくおいしい。
きゅうりはとげとげしていて、幾日だって日持ちします。
今朝採ってきたばかりのきゅうり、頭に咲きかけのお花がついていました^^
多少腰が曲がっていても、スタイルが悪くても、
おじさんの野菜はすごくおいしい。

裏のおじさんは、
たしかに日に焼けていて真っ黒で、前歯もなくて一見こわいのだけど、
毎朝自分の朝ごはん用にお魚を焼いていて、
縁側につるした鳥かごの小鳥に餌をあげ、
朝早くから畑に出ています。
ひとりで暮らしていて、あんなきちんとした暮らしをしているおじさん。
わたしはすきだな。尊敬する。大すきな生活のリズム。

私が自治会の班長になったとき、
前述のおばさまの箴言を思い出し、どきどきしながら自治会費の4800円を請求に行ったけど、
たしかに何度玄関先で呼んでも出てきてくれなかった。
でも、奥の方で水が流れる音がするのと、
玄関があけっぱなしだったから(平屋の家で、玄関は立派な引き戸)、
ドキドキしながら玄関に入って行って
(いくら田舎でも、最近はひとの家の玄関に勝手に入ったりはしない。でも、
どうしても自治会費をもらわなければいけなかったら思いきって。)
声をかけたところ、
おじさんはお風呂掃除をしていて、
「ごめんごめん、水の音で聞こえなかった」と言って、
ちゃんと払ってくれた。

どっちのケースがたまたまなのかわからないけど、
こちらが気持ちを開けば、
相手も気持ちを開いてくれる。
そういう感じもした一件で、こうやってお野菜をいただくたびに思い出す出来事です。

なす、何にして食べようかな。
今日はメカジキの切り身があって、
それをステーキにして食べようと思っていたんだけど、
ナスはそれの付け合わせに使おうかな?
それとも一緒に炒めて大きなおかずにしようかな。

おじさん、ありがとうございます。

komado**

※『出会った人たち・私のまわりの人たち』というカテゴリーをつくってみました。
 ここに記録しておきたい、私の感受性をそっと揺らしてくれた「人との出会い」を
 残していこうかな、と思います。
 友人、ただすれ違った人、お世話になっている人、
 そういう人のことをたらたらと書くカテゴリーです。
 なによりも、自分のために。


・この島にちっちゃな人々いそがしく暮らしております。素敵な島です。

 ・・・穂村弘編 『短歌ください』より

pagetop ↑

BOOKS フレンド

2015.06.17(Wed)

『おしごと』 Comment(0)Trackback-

先日、近所の文房具&本屋さんに、
私のデビュー作の児童書・『ねこの風つくり工場』→
を置いてください、とお話をしに行ってきたことを書いたのですが→***

その、小さな町の本屋さん、『BOOKS フレンド』さん、
通りに向けて、こんな手づくりのPOPをつくってくださっていました!!

 ぶっくす フレンド

おじさん!感激過ぎます(涙)
又吉さんの『火花』の横に並んでいます~~(やっぱり涙が出てしまいます)

(今までにも、地元の忍城をもとにした本屋大賞受賞の『のぼうの城』や、
『本屋さんのダイアナ』などの本を、こんなふうに手づくりのPOPでおすすめしていているのを
道すがら見ていました。
なんとそこにわたしの本も仲間入りさせてくださった。)

ねこの写真やイラストをおじさんがせっせとこんな風に切り貼りしてくださったかと思うと・・・、
(うるうる)
とっても励まされる思いです。
その場ですぐにお店に飛び込んで、おじさんに感謝の気持ちを伝えてきました。
ありがとうございます。

このblogでお知り合いになった方々も、
こどもたちに読み聞かせをしてくださっている方がとても多くて、
そのなかで、
私の本を紹介してくださったり読んでくださったりこどもたちに寄付してくださったり!!
ほんとうにみなさん、ありがとうございます。

わたし、がんばりますね♪

(現在せっせと、次の原稿推敲中です!
どうなれば終わりになるのか、自分では正解が見えなくて、
編集者さんに見せる前に何度も何度も読み直してしまいます。。でもでも、
なんだか勝手に、ひとりじゃないって気がしてます。がんばるぞ~。←はげしく勘違い中^^;)

  gecoさんがとってくださった

↑写真は、編みぐるみ作家のgecoさんが撮ってくださいました。

本、あのあとちょこちょこと他の本屋さんにもドキドキしつつ営業に行ってきて、
怪訝な顔をされたりもしたのですが^^;
今では地元の大きな本屋さんのだいたいに置かれています。
平置きにしてくださっていて、地元ってやっぱりありがたいなあと感謝です。

いつもお世話になっているharutsumiさんにも、今2冊置いてくださっています♪
本のイラストが印刷された小さな名刺を一緒にお配りしています。
厚手の紙でつくったので、しおりにもなります。よかったら使ってくださいね。


先週はお友だちとの用事や幼稚園の行事などあって
ばたばたと楽しくもにぎやかに過ごしてしまったのですが、
今週はぱたりと自分時間に向き合っているわたしです。
今週はいかにも梅雨、という日が続きそう。
せっかくの時間、たいせつに使おうと思います。

・どのように傘をさしても右の肩あるいは左の肩を濡らす梅雨
  ・・・三井 修 『風紋の島』 より

今朝も濡れる雨でした。
上の子も下の子もプールバッグを持って行ったけど、さすがに今日はプール、入れないね。

komado**




 

pagetop ↑

kakapoせっけんさん 企画展へ**

2015.06.09(Tue)

『おでかけ』 Comment(0)Trackback-

今日はお友だちとランチに行ってきました。

みんなお仕事をしている人たちでなかなか日が合わなかったのですが、
久しぶりに会えて、おいしいお食事とおしゃべり、
とっても楽しかったです。

やっぱりおともだちはいいなあ。

長女の幼稚園のときのママ友さんたちなのですが、
つっこんだりわらったりとぼけたり(笑)
くるくると笑う時間、とっても楽しいです。
私のサプリメントだな♪

さてさて。
先日は板橋のギャラリーartocoさんでおこなわれていた
kakapoせっけんさんの企画展に遊びに行ってきました。

hitoharico通信のほうにレポしています→

  kakapoせっけんさん企画展


kakapoさんのせっけん、とってもお気に入りになりました。
夏のお供になりそう。うれしいです☆
板橋駅から3分のきつねづか商店街もすごくよかったです。
あの雰囲気、いつかお話に書いてみたいな♪などと思ったり。(覚え書き)


komado**




pagetop ↑

読書日記**

2015.06.01(Mon)

『読書』 Comment(0)Trackback-

5月は、子どもの運動会、長女ピィチクの9歳の誕生日などなどのほか、
子どものこと(長女の方)で心配なことがあってちょこちょこと病院通いをしてもいたので、
なんだかあっという間に過ぎたような気がします。

今日から6月。

子どもの心配ごとのほうは、何度か検査を重ねて、
なんとなくだいじょうぶ、ということになり・・、

それから週に一度のペースで通っていた下の子の「ことばの教室」も
どうやらあと一回で卒業できる見込みになり!
わが家にとっては少しキリのつく月になりそうです。ホッ。

下の子のカツゼツはみるみるよくなってびっくり体験だったので、
教室にまで通う必要なかったかなぁ?と思った時もあったけれど、
なにより本人がすごくうれしそうに胸を張って発音するようになったので、
よかったと思う。
(ただし、あいかわらず「おどろくほど」動作や反応がのんび~りなのは変わらない^^;)

カツゼツがグングンよくなった様子はまた記録としてここに残そうかな、と思っていますが、
今日はひとまず、5月の読書日記です。

まずは先日もご紹介した石井桃子さんの河出書房新社さんのシリーズ。

   atarasiiotona.png

   migakebahikaru.png

今までに読んだ石井桃子さんの文書とダブっているものも多くありましたが、
それでも新鮮に読みました。
何よりこのシリーズは装丁がとても素敵。
石井桃子さんの声をきちんと残さなければいけない、という編集者さんの気持ちが感じられるような。
前に全集で読んだ、太宰治さんとのちょこっとした文章も『みがけばひかる』に載っていて、
本を買ったひとりとしてはうれしかったなあ。
それにしても井伏鱒二や太宰治を「井伏さん」「太宰さん」と呼び、
一緒にお酒を飲んだり言葉を交わしたりしていた石井桃子さん!
すごい(笑)

   kodomohaminnnamonnda1iji.png

『いやいやえん』や『ぐりとぐら』の本ができた背景みたいなものが載っていてうれしかった。
『ぐりとぐら』の黄色いパンケーキは本当に傑作だと思う(笑)

こどもがもうすこし小さいころだったら(幼稚園前の未就学児だったら)、もっと共感できたかな。

最近9歳の長女はすこしずつ大人になってきて、
どういうところを尊重して、
どういうところの手綱をしっかり握っているべきなのか(それとももう握らなくていいのかな?)
私的には手探りしている気がします。
もう「早く宿題やっちゃいな~」と毎日声をかけるの、いや~~ッッ!!
(あ、だからもう声はかけなくてよい年齢なのかしら・・^^;  不明。)


ほかに、友人に勧められて読んだ本。

   humuhumu.png

三浦しおんさんの『ふむふむ・おしえて、お仕事!』

図書館で借りてきたのですが、しおんさんのユーモアたっぷりな語り、さすがでした。
もっともっとその「毒気」に刺さりたくて(笑)
どんどん読んでしまう上、
染色家や靴職人、現場監督、ビールの新商品開発、編集者、などなど、
ちょっと女の人がなるには特別な感じのする職種に就いている女性へのインタビュー集!というのが
もう興味しんしん。
すごく楽しかったです。
文庫版はインタビューした女性たちのその後もあとがきに書かれているということで、
文庫版も読みたいな、と思っています。

それから 高山なおみさんのお薦め本のひとつ↓

  無題

こちらは、最初は、え~、だいじょうぶ、この子たちの家庭環境・・という・・、
出てくる子3人が、どの子もひどい家庭環境の中にいるという設定。
ついひきそうになってしまったのだけど、
そのどの子たちも、自分の今ある状況を親に責めない、受け止めるちからをもっていて、
とってもさわやかな気持ちになりました。
最終的には育ちに関係なく、それぞれがしっかり大人になっていくお話です。
事業にやぶれた両親が、高校生だったお姉ちゃんとまだ4歳だった弟をのこして心中してしまった家の、
そのお姉ちゃんのキャラがとっても愛らしい。
ぜったい幸せになってほしいって、すごくすごく思いました。
ここまで感情移入してしまったキャラクターって、他にないかもしれません。

そのほか、子どもの頃自分はどんな本を読んでいたんだっけ、
ということを、わが子を見るにつけ思うことが増えてきて、
わたしはやっぱり安房直子さんが大好きで、そればっかり読んでいたと思うのだけど、
ふとこの間、岡田淳さんを思い出しました!
岡田淳さん!!!

   『放課後の時間割』とか、『二分間の冒険』とか、
大好きだった方、多いと思います。
わたしも大好きだったこと、思い出して(なんで忘れていたんでしょうか。)
もうどどど~っと懐かしくなって、それで岡田淳さんをこの頃読みなおしています。

   omake.png

小学校中学年~読めると思います。
私も何年生かで読んで、6年生あたりまで、授業中、この本の世界みたいになったらって、
ひとり、楽しかった思い出があります(こわい子ども^^;)
4時間目、12時のサイレンが鳴ってふときがつくと、教室中茨のつるに囲まれていることにきづく。
それがおまけの時間です。
それをひと茎ひと茎切っていくお話。
仲間がどんどん増えていって、いつのまにか学校全体の話になります。
ひとり(個)から、となりの席の女の子へ、とび席の子へ、後ろの席の子へ、と少しずつひろがっていって、
次は隣の教室へ、上の階の兄弟へ、そして用務室や放送室を活用することを思いつく。
どんどん外へと広がっていく感じが、まさに子どもの世界そのものだな、と思うのです。
岡田淳さん、ほんとうすごい。

でも、まいってしまったのが次の本です。
わたしはこれは、子どものときには読んでいなくて、この間はじめて読みました。

   suberidai.png

『雨やどりはすべり台の下で』
これ、病院の待合室で読んでいたのですが、不覚にも最後のあとがきで涙が止まらなくなってこまりました。

「やさしさ」を、こういうふうに本に落としこむってすごいと思う。
せつなくなって、どうにも困ってしまった。
それは私が大人になったからかな。
こどものときこの本を読んでいたら、安房直子的詩的空間は気にいると思うけど、
ここまでの感情はなかったかもしれない、って思います。
いま、私が一番好きな児童書になっています。

長女も岡田淳さん読んでみる♪と言っているので、
(いま彼女は柏葉幸子さんに夢中。)
こどもの感想を聞くのもちょこっと楽しみです。(あんまり聞いちゃだめだよね^^;)

長女が夢中になっている柏葉幸子さんというのはこちら↓

   obake.png

これは小学3年生の国語の教科書(上)に載っていたらしく、
それで読み始めたそうです。
(最近ますます、自分で本を選ぶことが楽しいようす。次から次へと新しい本を見つけてきます。)

   kaeru.png

↑ こちらも自分で見つけてきた本。
私は読んだことがないので、「怖そうじゃない?」と声をかけましたが、
さいしょのほうは、「ぜんぜんこわくない。すごく楽しい。」と言って読んでいました。
でも、入れ子方式みたいに、
物語の中に別の物語がでてくる風になっているみたいで(そこだけ灰色のページになっている)
とちゅうから、「そこがこわい」と言い出し、
ドキドキしながら読んでいるみたいです。

子どもの心をつかんでいることは間違いないみたい。
ちょっとペースが落ちているみたいだけど、最後まで読めるかな?
これは小学校4、5年生くらいがよかったかな、とおもいます。
うちの子には少し早かったかも。
彼女が読み終わったら、私も読んでみようと思っています。


下の子はあいかわらずあんびるやすこさんのドレスに夢中で、
最近では「お裁縫をおしえて」といってきます。
(お裁縫魔女のお話なのです)
そんなわけで昨日はなみぬいを教えましたが、あまりのガタガタぶりに、
お裁縫魔女はあきらめた様子^^;

ほか、私にこんな本を読んでもらうのも大好きです。

   tarou.png

泳ぎが上手になったきつねのきっこちゃんが、
沼の奥底で宝物を手に入れるページが私も大すき。
ドロドロした沼の泥んこ水と、奥底のきれいに澄んだ水の色とが対照的で、
どちらもすごく楽しい気持ちになれます。
プールの時期に読みたい本♪

わが家の2人を見ていると、
自分で字を追いながら本を読む(5歳・パァチク)から、
自分の好みで本を選んできてどんどん読書の楽しみにはまっていく(9歳・ピィチク)の様子、
一人前の読書家が生まれていく何年か、
を見ているようなきもちになります。
おもしろいです。


今はわたしは、いぬいとみこさんの『こかげの家の小人たち』を読んでいます。

小人もの、これで何冊目だろう。やっぱりたのしいな。
私の中の「子どもゴコロ」、まだまだ健在みたいです。


・ひきだしの奥に小さな温泉が沸いているのを見つけてしまう

 ・・・またまた、笹井宏之『てんとろり』より


いいなとおもう歌はいつも笹井さん。
私は笹井さん麻疹にかかっているのかもしれない^^;

komado**

pagetop ↑

▼ プロフィール

komado**

Author:komado**
2人姉妹の母komado**です。

カタリ、コトリ、と小窓のとびらをときどき開けて、
日々のことを 綴っていきます。

※2015年~児童書の作家として活動しています。

※こぎん刺しの活動記録はこちら→☆hitoharico通信にて

ねこの風つくり工場
 
偕成社より 『ねこの風つくり工場』

528500.jpg

風つくり工場 第2弾 
 ~『工場見学のお客さま』

ねこが工場で風をつくっているお話です。
小学校中学年~



 

▼ カレンダー
05 | 2015/06 | 07
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
▼ 最新記事
▼ 最新コメント
▼ カテゴリ
▼ メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

▼ リンク
▼ ありがとうございます**
▼ 検索フォーム

pagetop ↑

Copyright © 2015 komado** all rights reserved.
Powered By FC2 blog. Designed by yucaco.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。