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読書記録**

2015.05.14(Thu)

『読書』 Comment(4)Trackback-
五月晴れが二日間続いています。

南側と西側の窓にシェードを張ったり、
子どもたちの夏の寝巻を出してきたり、
ここのところ、それなりの日々。

そんななか、
遅ればせながら、今日は先月読んだ本の記録です。
きっと長くなると思います(> <)


4月は私にしてはめずらしく、名の知れた本がならびました。
たとえばこれ。

湊かなえさんの『山女日記』。
図書館に予約したのは昨年の10月でした。すごい人気!

  yamaonnna.png

(※FC2の方で商品リンクが貼れない障害が出ていて現在修正中だそうです。
 なので今回はアマゾンへのリンクが貼れていません。ごめんなさい。)

山ガールものってどうやらすきらしく、
前にも北村薫さんの『八月の六日間』など読みました。

  無題


どちらも山もので、同じ時期に出版されていました。
 
↑こちらも読後時間がたつにつれじわじわじわときた一冊。

ショートカットのバンビみたいな女性がすっすっと山を歩いている様子、
今もときどき頭にちらつきます。
ほんのちょこっと出てきた、脇役のひとりの彼女だったのですが。。
こういう魅力って何だろう、。うまく言えないけど素敵なキャラクターでした。


『山女日記』のほうはというと、
湊かなえさんなのに!だれも死にません(笑)
山ものだけに、どれもさわやかで気持ちのいいお話でした。
ひとつひとつの独立したお話がいくつか入っていて、
それはどこかにしっかりリンクしています。
そういうのは、さすが、湊かなえさん、という感じ。

殺人事件とかミステリーとかももちろんおもしろくてぐいぐい読めるけれど、
こういう湊かなえさんもいいなあ。

自分でも気づかずにいたちいさな感情を、
ぐっとこらえたり、ハッと気づいてはずかしくなったりもてあましたり・・・
いつもそういうのにぐっとくるのです。

ほか、高楼方子さんの『記憶の小瓶』

  記憶の小瓶

これは、高楼方子さんの幼少期を書いたエッセイ集。
おもしろく読みました。

おなじく幼少期の思い出を絵本にしたもの、
佐野洋子さんの『わたしが妹だったとき』

 watasigaimoutodattatoki.png

こちらはなんともいえない魅力いっぱいの絵本でした。
佐野洋子さんの絵本って、
たとえばかの有名な『100万回生きたねこ』とか、
大人が読むとふかくこころにこびりつく感じかな。
ひりひりと痛くてつらいときもある。
佐野さんの中にある深い暗い井戸の中を、
ぐいっとのぞきこんだ気持ちになりました。


又吉直樹さんの『火花』も!!とうとう読みました。

  hibana.png


主人が「読みたいでしょ」と、買ってきてくれました。(今本屋さんですごい平積みですね♪)
図書館じゃすごい人数待ちだろうから^^; グッジョブ、パパ!!

又吉さんには、今度は芸人さんの話じゃないものも書いてもらいたいな。
映画化になるというニュース?を聞いてしまったあとだったので、
どうにも笑いの神様だという神谷さんが明石屋さんまに見えてしまって、
どうしてもそのイメージにぐいぐいひっぱられてしまう^^;
そしてそのあとに本を読んだパパと意見を交換した結果、
あれはビートたけしでしょとか、談志でしょとか、いろいろなことに(笑)
本で言いたいのはここじゃないだろうな~と思うんだけど・・^^;

まあ、映画になるのならそのあたりも楽しみにしておこう♪

そして『火花』が三島由紀夫賞(候補)というのは、「文体的」に私には納得です。

次にはすこし軽めのものをと思って、
山本ふみ子さんの本などいくつか読みました。

『人づきあい学習帖』

  hitodukiai.png


『こぎれい、こざっぱり~山本さんの愉快な家事手帖』

  yamamotohumikosann.png


とくに『人づきあい学習帖』がよかったです。

「いろいろ気を使っているつもりだったのに、失敗。
気を抜いた瞬間に、失敗。
細心の注意をはらったがために、失敗。
うっかり、失敗。
なんだかわけもわからず、失敗。

なんの話かというと、人づきあいの失敗について。」

こんな文章で始まる本でしたが、うんうん、そうそう、ということが本の中に多かったのと、
私が理想とする人づきあいと、山本ふみ子さんのそれとが、
とても似ている!とすごく感じました。

私も、人づきあいで失敗したことたくさんあるし、
今もわからないことだらけですが、
ひとつ、言えるのは、
べたべたした感じはすきじゃない、ということです。

それは子供にたいしても私が意識しようと一応思っていることなので、
山本ふみ子さんがそれを文章にされていて、うれしかったです。
あ、よかった、そういう人、ほかにもいるんだ、とほっとしました。

人づきあい。
ふと、自分の周りにいる友だちのことを考えました。

おもしろい友だち、辛口な友だち、ひたすらにやさしいともだち、
ときどきすっと手を差し伸べてくれる友だち、
近所の友だち、子どもが引き合わせてくれて仲良くなった友だち、
メールだけの友だち、なかなか会えない友だち、いろいろいるなかで、
わたしはただただ、友人に恵まれて恵まれてここまで来ました。
友だちには、ありがとう、しか言えないな。
そして、これからも今までみたいに、ときどき会って、
そのときにはたくさん笑って、たくさんしゃべってつっこんで(笑)、
それでまた、
それぞれに帰っていく、っていう関係であり続けたいな。
そしてまた、
互いにいろいろな「価値」を届け合えるような。

まだまだ私は学習中で、
まただれかを傷つけてしまったのではないかとか、
むしょうにびくびくしてしまう夜もあるのだけれど。


最後にGWに読んでいた本。

『いとの森の家』
大好きな歌人、東直子さんの私小説(フィクションあり)。

  いとのもりの家

本の虫だというお友だちに「すごくよかったよ~」と教えてもらいました。

主人公は小学生の女の子。
田舎の町で暮らした限られた月日のお話です。

主人公の女の子や、その友だちの咲ちゃんが、
その都度考えたりぐっと言葉を飲んだりなどしたことを、
東直子さんらしい素直な言葉表現で細やかに綴っていて
わたしにもとてもいい本でした。
ああ、こどもは感受性のかたまりだな、と、思いました。
泣いたり笑ったりイソガシイノネ(笑)。

私も大昔こどもだったひとりとして、
子どもに接したいな、と思いました。

ときどきはまちがってもいいんだから、
すべてが完ぺきじゃなくっていいんだから、
とにかくひとつのことでいいから、
こどもに伝えたいな。

誰かのメッセージの受け売りじゃなく、
たしかにうちのママからのメッセージはこれだった、と、
子どもたちが大人になったらわかってもらえるようでありたい。

でも現実のわたしは、
昨日は見過ごしたことを今日には急に怒り出したり(オイオイ)、
「早く早く」ととにかくせかしまくったりなんかしちゃって^^;
なかなか理想的にはゆかないダメな母です(トホホ・・・)

話がそれましたが、
『いとの森の家』には死刑囚が最後の日にのこした俳句、というのも掲載されていて、
そのどれもが、胸ぐらをつかまれるような言葉でした。
本の中では、死刑についてどうのとか、
その死刑囚に会いに行くハルさんについてどうのとかに言及する「思想」は出てきません。
こういうことがあるよ、
こういう現実があるよ、ということをこどもたちに手のひらを広げて全部見せて、
それをこどもは素直に「こわい」と思ったり「こういうのっていやだ」と思ったりします。
そういう素直な感じを大人が書く、というのがむずかしいんじゃないかな。
この本は、それをいともかんたんにやってのけてしまっていると思いました。


今月ももう半ばですが、
じゃんじゃん本、読んでます。

子どもたちが読む本の記録も楽しみにしてくださっている方が
(少数でも)いてくださるので、
そちらもおいおい残せたらな。

いつもブログ訪問、ありがとうございます。


komado**



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コメント
おはようございます。
お返事すっかり遅くなってしまって(> <)申し訳ありません。

なるほど、鉄~~(笑)
たしかに歯車だとかベルトコンベアーのウインウイン音だとか、
工場の機械っぽい雰囲気、
書いてありますものね。

本は、やっぱり声に出して読むのが一番ですね。
私も自分の文章は必ず声に出して何度も推敲するのですが、
いちばんいいのは子どもたちの前で読んで、そのときのわずかな声や反応も
自分なりに考えていくのが一番いいんだろうなあって思います。

ayasonnさんが子どもたちの前で読んだ本が、
子どもたちの感受性にダイレクトにつながり、そして図書館につながり、
図書館からいろいろな興味につながり・・・って、
楽しいですね。すごいです。

うちの子供も、小学校に来てくださる読み聞かせの時間がとてもだいすき。
こどもたちはみんな、本を読んでもらうのがすきですね^∇^

私の本も選んでくださって、ほんとうにありがとうございます!
恩返しになるように、がんばります♪

komado** 2015.05.19 08:28 編集
ねこさん、
主に小学校中学年ぐらいの子に読もうと思っています。読んでみた感じでは、高学年もいけそうですよ!

かくかく、文体が固いというよりは、工場が出てくるので、歯車っぽいのは狙いなのかと思いましたよ!声に出して読んでいて鉄を感じたので、大成功なのでは?
工場の音や風も感じましたよ~♪

1度で1冊丸ごと読まずに、
「今日はここまで」方式でいこうかと。
町にやって来る紙芝居みたいに、次が楽しみ!って思ってほしいなぁ・・と。定期的に行くところで読むので。

近くの図書館にも、新着図書で入ったので(しかも、さっそく貸出中でしたよ~!)図書館でも探してみてねと声をかけてみたりして。

読み聞かせで出会った本がきっかけで図書館を身近に感じてくれたらいいなぁ、と私なりの密かな願いがあり。
ただ読んでおしまい、ではなく、「本には住所があるんだよ」と、ラベルの説明をしてみたり(十進分類法のことをちらりと)

全ての本に、作ったひとの思いが詰まってるんだよ。ここに来るまで、今ここにあるのにも、色々ドラマがあるんだよ、って事も伝えながら読めたらいいなぁといつも思っています。
とは言え、先入観なく本に触れてほしいので、押しつけにならない距離を心掛けつつ、です!
ayason 2015.05.15 14:23 編集
こんにちは。
さっそくのコメント、ありがとうございます!

かくかくと歯車のよう…、なんか自分でもわかります(^^;
きっと文体がかたいんですよね。
読み聞かせしていただくには、
きっと読みづらい文章なのでは(>_<)
これからがんばって精進しますね!

(ところで何歳くらいのこどもたちに読ませるのでしょう~。
読んで聞かせるのにはかなり時間がかかりますよね。
ありがとうございます。
はぁ~。
それにしてもayasonさんがあの本を読み聞かせしてくださるというその場面、
想像するだけでドキドキしてきます!!)

めだか、残念でしたね。
寿命だったんでしょう。
我が家もこのシーズンですでに卵をいくつかゲットしました♪
また赤ちゃんきっと増えます♪



komado** 2015.05.14 13:14 編集
こんにちは!
その後、体調はいかがですか?

季節の変わり目だからか、私も何だか調子が出ない日々が続いて。おまけにここ数日の真夏のような気候!身体も季節に慣れようと必死なのかもしれないですね・・

そして、我が家のメダカが亡くなった時、ちょうどメダカのお話を読んで、ビックリ!メダカって、ホントに可愛いですよねぇ。とても小さいけど、大切な存在だったので、ペットロス真っ最中です・・

ねこさんも読みましたよ~!
ドキドキしながら・・
次回の読み聞かせで読もうと思い、声に出してみたら、目で字を見るのとは全く違う感じで、面白いなぁと思いました。かくかくとした印象、と言いますか。歯車みたいに感じられましたよ!

子供達はどう感じてくれるか、今からとても楽しみです♪

読書記録、ふむふむとじっくり拝見しました。知らない本に出会うのは、本当に素敵。これからも楽しみにしています!
ayason 2015.05.14 12:56 編集
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▼ プロフィール

komado**

Author:komado**
2人姉妹の母komado**です。

カタリ、コトリ、と小窓のとびらをときどき開けて、
日々のことを 綴っていきます。

※2015年~児童書の作家として活動しています。

※こぎん刺しの活動記録はこちら→☆hitoharico通信にて

ねこの風つくり工場
 
偕成社より 『ねこの風つくり工場』

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風つくり工場 第2弾 
 ~『工場見学のお客さま』

ねこが工場で風をつくっているお話です。
小学校中学年~



 

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